筑波大学附属駒場中・高等学校の概要、教育方針、取り組み等についてご紹介致します。
学校目標
「挑戦」とは、既成の価値観にとらわれがちな自分自身に立ち向かって、新しい世界を切り開こうとする精神面での姿勢をさしています。
「創造」とは、本校の校風である「自由闊達」の具体的な表現で、柔軟にのびのびとすべてに意欲的に取り組もうとする行動面での姿勢をさしています。
「貢献」とは、自らに「挑戦」し、「創造」した結果として実現したものを、社会に役立てることをさしています。
本校の教育方針
本校の教育活動における方針は、「学業」「学校行事」「クラブ活動」の3つの教育機能を充実させ、
学校という場で生徒の全面的な人格形成を促し、発達させていくところにあります。
筑波大学の附属校として
国立大学の附属学校には、2つの大きな使命があります。
1つは教育に関する研究や教育実習の実施に協力すること、もう1つは「国の拠点校」「地域のモデル校」として、
日本の初等中等教育における研究開発を実践していくことです。
筑波大学の附属学校である本校では「先導的教育」「教師教育」「国際教育」の3つの分野において、国の拠点校をめざしています。
2002年度以降4期20年にわたり、SSHとして「国際社会に貢献する科学者・技術者の育成を目指した学習システムと教材開発」を進めてきました。現在はその成果を活かしながら独自の取り組みを進めています。
2023-24年度は文部科学省による「特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の推進事業」の実証研究協力校として採択され、本校が培ってきた学習・生活環境について専門的見地から検証するとともに、「学びの場」の充実をはかっています。
SSHの詳細はこちら毎年11月には、「教育研究会」を開催し、公開授業と研究協議会を実施しています。また、これまでのSSH研究開発で受けた恩恵とその成果は、「全国SSH数学科教員研修会」や地方の学校と連携した数学科教員研修会などを開催し、多くの学校の先生方に発信しています。いずれも全国から参加者が集まり、教員研修の場となっています。
研究会・研修会の詳細はこちら高校1・2年生のべ30名近くが、毎年12月に台中市立台中第一高級中学(台湾)(日本の高校に相当)、毎年3月に韓国釜山国際高校を訪問し、生徒研究交流会を行っています。海外からの教育視察団や修学旅行で日本を訪れる生徒、日本の大学で研究している研究者との交流も盛んで、国内でも国際交流が活発に行われています。
また、国際科学オリンピックなどのコンクールでは多数の日本代表を輩出し、毎年多くの生徒が海外に派遣されています。
生徒の活躍はこちら