見方・考え方を深め、幅広い教養を身につける
学校の1日
8時20分に予鈴が鳴り、生徒は各クラスの教室や特別教室に入って、1時間目の授業の準備をします。その後、午前中に4時間、昼休みをはさんで午後に2時間の授業があります。
放課後はクラブ活動、各委員会活動、学年や学級の活動が行われます。図書スペースの本やコンピュータスペースを利用してレポート作成などをする生徒もいます。夕方5時が下校時間ですが、多くの部活動は届けを出して6時まで活動します。
なお、原則として隔週の土曜日が登校日となります。土曜日は午前中の4時間だけで、生徒会活動や、音楽祭・体育祭・文化祭・弁論大会等といった行事の準備、水田稲作・校外学習の準備・テーマ学習等の総合学習を行います。
中学校のカリキュラム(教育課程)と学習
中学校の学習は、小学校での学習をふまえ、様々な教科に分かれて専門の教員のもとで行います。本校ではどの教科も、基本事項を習得する学習→応用力を養う学習→個々人が発展的に学ぶ学習というような段階をふまえた取り組みを考えています。
まず、各教科とも基本をしっかりと学習します。これは単に基礎的な知識を記憶するということではありません。さまざまな物事に対する見方・考え方の基本を身につけるということです。学習の方法は自分に適したものを作り出す必要がありますが、はじめから自分勝手な学習方法では、将来大きく才能を伸ばすことはできません。
次に、応用力を養います。基礎力をいかしながら、新たな考え方や問題解決の方法を得るには、どのように考えていけば良いのかを学びます。
そして最後は、生徒自身がそれぞれの興味・関心に応じて、より高度な、より深い内容を自ら学び、身につけていきます。このような学習によって、高等学校でのさらに進んだ学習に対応できる学力を身につけていきます。
中学教育課程
高等学校のカリキュラム(教育課程)と学習
高等学校では、中学校と同様に、月曜から金曜まで毎日6時間ずつ授業を行い、原則として隔週の土曜日の午前中に課題研究、総合的な学習、生徒自治会総会や学校行事の準備などを行っています。
各教科科目の授業に関して、高校3年生では、個々の進路選択に応じられるよう、選択科目が多くなっていますが、1・2年生では、社会の一員としての幅広く十分な教養を身につけるべく、共通した学習を行うようになっています。各授業の内容は中学校に比べればもちろん高度になりますが、学習に対する姿勢は中学校で説明したことと基本的には変わりません。
高校教育課程