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国語科スピンオフ企画「生成AIとの付き合い方を考える」

 今学期の中3・高1国語では、「生成AIとの付き合い方を考える」をテーマに、
  1.生成AIを使う生徒と使わない生徒とに分かれて、共通のお題でエッセイ(随筆)を書く
  2.その後、匿名の状態で他のクラスの作品群を読み合い、ベストエッセイを選出
  3.その結果をもとに魅力的なエッセイ(随筆)の条件や生成AIの限界・可能性について考え、レポートにまとめる
という流れで授業を展開しました。

 結果、どのクラスでも人の書いたエッセイが選ばれ、考察の過程で、現時点での生成AIの限界や魅力的なエッセイ(随筆)に人間が求める要素があらわになりました。

 12日(火)には関連企画として、岩波科学ライブラリー『大規模言語モデルは新たな知能か』の著者である岡野原大輔氏(Preferred Networks 最高研究責任者)をお招きし、生徒たちのエッセイやレポートも取り上げながら、大規模言語モデルの仕組みや今の生成AIの限界、今後の可能性についてレクチャーいただきました。
 質疑の時間では、人間とAIの関係をめぐって、素朴な疑問から極めて専門的な質問まで、多岐に渡ってお答えいただき、充実した時間になりました。

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