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よりよいパフォーマンスを考える:保健体育課題研究

12月7日(月)に、保健体育課題研究ポスト2020において、筑波大学教授、ヒューマン・ハイ・パフォーマンス先端研究センターARIHHP (tsukuba.ac.jp)センター長の征矢英昭先生をお招きし、高校生・受験生の身心コンディショニングについて講義していただきました。

講義では、Will-power(意志力)が最適パフォーマンスの鍵となり、一流のスポーツ選手であってもパフォーマンスは日替わりであり、安定したパフォーマンスには意志力が重要となる。10分程度の軽運動をしてから勉強すると記憶力の向上が期待できる。という内容のお話をしていただきました。

短時間で気分を評価できる二次元気分尺度(TDMS)を実際に使わせていただき、軽運動によって気分が変化したことを実感させていただきました。写真は「脳フィットネスを高めるスローエアロビック」という軽運動を楽しみながら取り組む高校生たちです。

ほとんどの生徒が、運動前と比べて大きく気分が好転した点には驚きました。活性度、並びに快適度が高まったことがわかりました。たった10分のグルービーなリズムに乗せた3種類のスローエアロビック体操(NHK出版)(フリフリグッパ→ノビユラ→フレアーツイスト)には彼らの気分を変える効果があったのです。抗うつ薬を飲んで数ヶ月しないと変わらない気分ですが、実は、楽しい運動で簡単に変えられる。。。それは脳を刺激できるから、というロジックを実感してもらえたら良いのですが。。。

受験期には座位が増加し、身体活動量が低下してしまいますが、軽運動を取り入れることで前向きな感情を持ち、ストレスとの良好な付き合いをし、高い認知機能を発揮していくことができる。セルフマネジメントをして、スポーツの大会や受験など高ストレスがかかることにもつぶされずに向かっていける心身を高校生活を通して身に着けることが大事であると教えていただきました。

今後もご協力いただき、いくつかの測定項目によるコンディショニングを実施していく予定です。

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