水田学習
水田稲作学習のガイダンス(中学1年生)
2020年6月16日 更新
情報が前後してしまいますが、6月5日(金)に初めて登校する新入生にイネの苗を配布するために、オンラインで水田稲作学習のガイダンスを行いました。ガイダンスは74期中学1年生123名と担任団3名が参加しているGoogle Meetによる学年集会の中で実施しました。駒場農学校時代の実習田を継承していること、オスカ―ケルネル博士をはじめとして多くの農学研究者・人材を輩出した地であること、生物部や農芸部の先輩の中には、水田を研究のフィールドにして自主的に研究をしている人もいることを伝えました。
新入生からは主に「持ち帰った後の育て方」についての質問があがりました。自宅にビオトープを作っているため、そこで実施したいと話す生徒や、どの様な土が望ましいかと質問する生徒も見られました。また、直接顔を出してやり取りする生徒や、チャットで質問をしてくれる生徒も見られました。
配布するイネの苗は生物科の「科学的な視点での観察」の課題として活用されますが、可能であれば引き続き育てさせたいと考えています。各自が容器や土壌を用意して、駒場水田とは異なる環境条件でどの様に育っていくのかを観察することも1つの学びです。