学校のようす
【高校1年保健】 がんについてのセミナーを開催しました。
2025年7月10日 更新
高校1年生の保健の授業で「がんをしる AYAをおもう」(Adolescent and Young Adultの略)と題してセミナーを開催しました。講師に乳がんサバイバーである、永田美香氏を呼んでお話を聞きました。 がんについての一般的な事柄から、がんになった場合の家族の支えや思春期の生活習慣ががんに結びつく場合もあるということなどの話を聞きました。
以下は生徒の感想の抜粋である。
・まず、実際に癌を経験された方の講習を受けられて、非常に感銘を受けた。私たちの世代(AYA)にも今からでもできることを教えてくださったり、それに応じて質問を投げかけてくださったりしたので、理解が深まった。特に、今の自分には朝食を毎日食べる、ということができていない気がしたので、40年後に嫌な思いをしないためにも、今からでも気をつけていきたい。
・今回の授業を受けて、一番衝撃を受けたのは、永田さんが実際に乳がんになった際にうけた、周りの人からの見る目の変化についてである。「がんの人の近くにいると不吉」などというわけの分からない迷信みたいなことを信じてしまっている人がたくさんいて、衝撃を受けたとともに、今や二人に一人がなる病である、がんについての理解がまだまだ深まっていないという現実を垣間見えた気がして、もっと広く知らせてゆくべきだと思った。
・実際に癌を経験した方のお話を聞けたことで、癌の対する世間の思い込みに苦しめられたことなど、リアルな体験を知ることができた。他にも、癌を患ったときの周囲のサポートの大切さを感じることができた。また、日頃から一定の強度で一定の時間の運動をしておくことが癌予防に繋がるということは初耳だったので、今後は大人になってからも適度な運動を心がけていこうと思った。