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学校長からのメッセージ

生徒の皆さんへ

いまだ直接顔を合わせて着任の挨拶もできないまま、はや一ヶ月余りが経ちました。COVID-19(新型コロナウィルス)をめぐっては、中長期的な見通しの立てづらい、不透明な状況が続いています。休校期間も3月から数えると二ヶ月以上に及び、校内から喧騒が消えてまもなく三か月が経とうとしています。今後も、筑駒に日常が戻るまでには時間がかかりそうです。
本校では年度はじめから、既に導入していた G Suite などを利用して個々の教職員が様々な取り組みを行ってきました。それらの取り組みの成果や反省も踏まえプロジェクトチームで検討を重ね、5月12日からは、学校全体で時間割を定め、同期型・双方向型の授業や学級活動も含めて、オンライン上での教育活動を進めていくことに決めました。必要とする家庭には、ふだんの授業で使用していた端末(Chromebook)やWi-fiの貸出も行うことで環境整備を進めています。また、定期的な健康調査の実施や相談窓口の設置、電子図書館の開設や郵送貸出などを通して、「保健室」「カウンセリングルーム」「図書館」といった機能も、可能な限り維持しています。試行錯誤のなか、皆さんの理解と協力のおかげで、「教室」「ホームルーム」「保健室」「カウンセリングルーム」「図書館」といった機能がオンライン上に構築されつつあります。

ところで、筑駒の教育の柱には「学業」だけでなく、「学校行事」「クラブ活動」があります。「学校行事」については、すでに水田学習、校外学習、音楽祭の学校暦通りの実施ができなくなり、体育祭や文化祭、弁論大会も通常の形で実施できるかは不透明です。また「クラブ活動」についても、活動そのものはもちろん、新入生歓迎オリエンテーションさえ行うことができていません。しかし「学校行事」も「クラブ活動」も、草創期から本校が大切にし豊かに育んできたものであり、この状況下で何ができるかを模索したいと考えています。
それには、他ならぬ生徒の皆さんの知恵と力が必要です。これまで通りの活動ができないことも視野に、どのように「学校行事」や「クラブ活動」を形にしていくか──これは70年余りにおよぶ本校の歴史において、新たな「挑戦」「創造」「貢献」の機会といえます。これから少しずつ体制を整えながら、生徒の皆さんの新しい創造と挑戦を待っています。私たち教職員も、できる限り実現に向けて助力をしたいと考えています。

周年記念誌をひもとくと、本校の歴史が、終戦直後に教職員と生徒が力を合わせ草取りや石拾いをするところから始まったことが、高村光太郎の詩句「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」を引き合いに出しながら語られています。
いま私たちは、再びそのような局面に立っていると言えます。私たちの後ろに「道」が続くように、ともに力を合わせていきましょう。

筑波大学附属駒場中・高等学校 校長 北村 豊

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