c.数学科研修会

SSH研究で開発した教材・カリキュラムを本校の教育研究会や研修会等で公開し、今後の研究の指針をえている。11月の本校の教育研究会では約80名の参加者に授業を公開し、研究協議会でご意見を伺った。その他に実施した研修会について報告する。

1.『数学課題研究等の取り組みについて』実施報告会並びに研究協議会

(SSH交流枠支援教員研修)

予算の使途などからSSH事業が理科中心の取り組みと捉えられている事や、理科では身近なところにテーマを見つけ研究に取り組ませ易い事などから、SSH研究開発における数学科としての取り組みの事例が少ないようである。しかし数学は科学を支える言語であり、科学的人材育成を目指したこの教育研究開発に数学科としての取り組みは欠くことのできないものであろう。生徒の数学への興味関心を高め、科学的人材あるいは科学的素養を持つ市民の育成を目指した研究開発を進めていく必要があると考えている。

そこで、JSTからの依頼を受け、課題研究等を先進的に実施している学校からその実践を報告して頂き、各校の実情に合わせてより有効で安定的に実施するための方策を見出すための、実施報告会並びに研究協議会を以下のように開催した。

  1. ①目的

    理数教育に重点を置いた研究開発を行うにあたり、数学の課題研究や課外活動、数学オリンピック参加支援等に係る先進校の実施事例について研修し、SSH指定各校の数学分野の取り組みの拡大・充実に資する。

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  2. ②実施概要
    日程:
    平成20年12月6日(土)
    会場:
    筑波大学附属駒場高等学校
    参加者:
    44校84名
    (参加校一覧) 備考の( )内は参加者数
    都道府県高校名備考
    青森県八戸北高等学校(2)
    岩手県水沢高等学校(2)
    福島県福島高等学校発表校 (1)
    茨城県日立第一高等学校(1)
    清真学園高等学校(3)
    栃木県宇都宮女子高等学校(1)
    群馬県高崎高等学校(1)
    桐生高等学校(2)
    埼玉県浦和第一女子高等学校(1)
    千葉県柏高等学校(1)
    東京都筑波大学附属駒場高等学校発表校 (7)
    科学技術高等学校(1)
    東海大学付属高輪台高校(3)
    石川県小松高等学校(2)
    福井県高志高等学校(1)
    藤島高等学校発表校 (1)
    武生高等学校(3)
    長野県屋代高等学校(1)
    岐阜県恵那高等学校発表校 (1)
    静岡県磐田南高等学校(1)
    清水東高等学校(1)
    愛知県岡崎高等学校(1)
    時習館高校(2)
    三重県松阪高等学校(1)
    滋賀県立命館守山高等学校(2)
    彦根東高等学校(2)
    京都府洛北高等学校(2)
    大阪府大手前高等学校(1)
    兵庫県神戸高等学校(1)
    武庫川女子大学附属高等学校(1)
    奈良県奈良女子大学附属中等教育学校(3)
    奈良高等学校(1)
    西大和学園高等学校(2)
    和歌山県日高高等学校発表校 (2)
    島根県松江東高等学校(2)
    岡山県清心女子高等学校(1)
    広島県広島国泰寺高等学校発表校 (1)
    山口県宇部高等学校(1)
    香川県三本松高等学校(3)
    愛媛県松山南高等学校(1)
    福岡県小倉高等学校(2)
    佐賀県致遠館高等学校(2)
    長崎県長崎西高等学校発表校 (1)
    宮崎県宮崎北高等学校(2)
    その他JST(8)
    助言者・TAなど(5)
    写真
    報告及び研究協議:

    以下の学校(発表者)から各校での実施内容について報告があり、それらに関する質疑と研究協議が行われた。(詳細は報告書をご参照ください。)

    1. 和歌山県立日高高校(辻本先生、木下先生)
    2. 広島県立広島国泰寺高校(中吉先生)
    3. 長崎県立長崎西高校(松本先生)
    4. 岐阜県立恵那高校(加藤先生)
    5. 福井県立藤島高校(中山先生)
    6. 福島県立福島高校(山岸先生)
    7. 筑波大学附属駒場高校(駒野、鈴木)
  3. ③検証

    参加者全員がこの研修会は有意義であったとアンケートに答えており、また今後もこのような会を行ってほしいとの要望が多く寄せられた。

(アンケートの記述から)

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2.北海道での数学科教員研修会

北海道において、数学科教員研修会を以下のように行う予定である。

  1. ①目的

    本校数学科が研究開発した教材等を発表し研究協議するとともに、北海道での研究事項を伺い、今後に資する。

  2. ②実施概要(予定)
    日程:
    3月25日(水)発表準備・打ち合わせ
    3月26日(木)研究発表・協議会
    3月27日(金)研修会の整理・総括
    会場:
    北海道札幌東陵高校
    参加予定者:
    本校数学科教員7名、北海道数学教育研究会高校部会の先生約30名、他(北海道大学水田正弘教授、灘高校塩崎先生など)
  3. ③検証

    実施はこれからであるが、本校の発表に関してご意見を頂くとともに、北海道数学教育研究会の報告などを伺う予定もあり、有意義な研修会になると考えている。発表した教材について参加した先生より授業で実践したいとの声が出れば幸いである。

(文責:数学科 鈴木清夫)