e.数学インターンシップ
1.仮説
昨年に引き続き,筑波大学大学院数理物質科学研究科(DC)の授業「数学インターンシップ」(1単位)を履修している大学院生が,高校2年生の総合的な学習の時間「ゼミナール」に参加した。
今年度は,代数解析学,微分幾何学を専攻する2名の大学院生が7回のゼミナールに来校した。また,引率の数理物質科学研究科・伊藤光弘教授(数学系)により講演も行われた。日程と主な内容は以下の通りである。
2.方法
- (1) 5月31日(土)
- 打ち合わせ・専門紹介
- (2) 6月14日(月)
- 全員で有限幾何に取り組む,伊藤光弘先生より助言,大学院生による助言
- (3) 6月28日(土)
- 外部講師による特別講義,伊藤光弘先生より助言および講演,大学院生による助言,演題「球・球面にまつわる数学5話」
- (4) 9月20日(土)
- 生徒による研究発表,大学院生による助言
- (5) 10月18日(土)
- 生徒による研究発表,大学院生による助言
- (6) 11月15日(土)
- 生徒による研究発表,大学院生による助言,ゼミナールオープン(中学3年生によるゼミナール見学)
- (7) 1月10日(土)
- 生徒の研究発表,伊藤光弘先生より助言,大学院生による助言,中学3年生の自主的な参加
- (8) 1月24日(土)
- 生徒の研究発表,大学院生による助言
3.検証
数学好きの高校生には,数学の研究が専門である大学院生との学び合いを通じて大学での専門的な数学に触れることができ、大変勉強になった。また,大学院生にとっても,通常の教育実習や見学では味わえない高校生との活動は貴重な体験だったと思われる。とくに教員志望の院生においては、高校生にたいし距離を縮め,アドバイスしようとする積極的な姿勢が見られた。ゼミナールオープンにより,中学3年生が参加したことは,とても意味があり,活気のある中高大連携勉強会となった。今後も高大連携の取り組みのひとつとして継続していく予定である。
生徒研究発表「トポロジー」
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伊藤先生の講演「球・球面にまつわる数学5話」
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大学院生による助言「トポロジー」
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生徒研究発表「iiはどんな数か」
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(文責:数学科 牧下 英世)