(参考)第38回教育研究会のご案内(第2次)

2011年度の教育研究会は終了いたしました。本ページは次年度の参考のため掲載しております。

「 SSHの取り組み―10年間の成果と課題―」

2011年3月の東日本大震災やそれに伴う原発事故は,私たちの国や社会のこれまでのあり方について根源的な問いを投げかけることになりました。また,このことに関連して,未来を担う人材を育てる場としての学校教育の現場では,その果たすべき役割を再認識する必要に迫られています。ますます混迷を深める現代の中にあって,日本の,世界の,地球の未来を切り拓き維持し続けていくために,様々な分野での真のリーダーの育成が求められています。
 今年度は,本校が文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けてから,10年目の節目の年にあたります。2002年度からの5年間では,「先駆的な科学者・技術者を育成するための中高一貫カリキュラム研究と教材開発」の研究主題でSSH研究開発を実施しました。更に,2007年度にはSSHの再指定を受け,「国際社会で活躍する科学者・技術者を育成する中高一貫カリキュラム研究と教材開発―中高大院の連携を生かしたサイエンスコミュニケーション能力育成の研究―」のテーマの下,全教科で事業を展開しております。
 2011年度教育研究会では,「S S H の取り組み―10年間の成果と課題―」を研究主題として,本校のこれまでの研究・教育活動を総括すると共に,実施目前の新学習指導要領への対応を見据えながら,その中で中高一貫教育の可能性を見出し,変革の時代における新たな教育を考える機会にしたいと思っております。
 一昨年度から,従来の2日間から1日のみでの開催に,また,各教科の発表が毎年から隔年に替わりましたが,今年度の公開授業と研究協議会は,国語科,数学科,技術・家庭科,保健体育科で教科別に実施され,その後,文部科学省 国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官清原洋一氏による講演会「S S H の成果と課題,今後への期待」を開催いたします。2002年度からスタートしたSSH事業に関して,その成果と課題,そして今後への期待について,清原先生からさまざまなご提言がいただけることと思います。
 また,昨年度に引き続き,本教育研究会は筑波大学教員免許状更新講習の附属学校実践演習も兼ねておりますので,ご承知おき下さい。校務ご多忙のこととは存じますが,ぜひ諸先生方のご来校を頂き,ご助言を賜りますよう,ご案内申し上げます。

2011年9月
筑波大学附属駒場中学校・高等学校
校長 星野 貴行

1.期日・場所

2011年11月26日(土)

筑波大学附属駒場中学校・高等学校

〒154-0001 東京都世田谷区池尻4丁目7番1号
電話03(3411)8521(代表)
FAX 03(3411)8977
URL:http://www.komaba-s.tsukuba.ac.jp/

※2009年度より,従来の2日間での開催から,1日のみでの開催となりました。また,教員免許状更新講習も並行して開講されますので,ご承知おき下さい。

2. 研究主題 「SSHの取り組み-10年間の成果と課題-」

3.日程


(1)公開授業(9:30~11:30)

第1校時(9:30~10:20)


第2校時(10:40~11:30)


(2)研究協議会(12:40~14:40)


(3)講演会(15:00~16:30)

題名「SSHの成果と課題,今後への期待」

講演者 清原洋一氏
(文部科学省 国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官
 初等中等教育局教育課程課 教科調査官)

1957年生まれ。筑波大学大学院(物理学研究科)にて理学修士取得後,茨城県立高等学校教諭,茨城県教育研修センター指導主事を経て,2002年2月より現職。本年4月から,学力調査官も併任。中学校理科,高等学校理科の学習指導要領および解説の編纂,SSH事業,教育課程実施状況調査や特定の課題に関する調査の問題作成や分析など,理科教育推進の施策や調査にかかわる。著書に,『中学校理科第1分野-この発問・題材・指導法』(共著)明治図書出版,『中学校理科 学力向上6つの授業改善』(共著)東洋館出版 2007など。

概要

SSH事業は,今年度で10年目を迎える。この趣旨は「科学技術・理科,数学教育を重点的に行う学校を文部科学省がスーパーサイエンスハイスクールとして指定し,将来の国際的な科学技術系人材の育成のための取組を着実に推進するとともに,高大の接続の在り方について大学と連携した研究やカリキュラムの作成の研究等についても推進する」というものである。総合科学技術会議科学技術人材専門調査会や科学技術・学術審議会人材委員会における提言を踏まえ平成14年度にスタートし,指定学校数も年々増加,今年度は145校となる。SSH事業のこれまでの展開について振り返り,その成果と課題について論じるとともに,今後への期待について述べる。

4.問い合わせ・申し込み