社会発見!サイエンス講座(日本経済新聞/日経サイエンス)

2016年12月9日(金)実施
会場: 50周年記念会館
テーマ: 「セコムの基盤 センシング技術~スペクトル情報を用いたセンシング~」
講師: 井部鮎子氏(セコム株式会社IS研究所センシングテクノロジーディビジョン
参加者: 中高生 28名

講義内容:
(1) セコムにとってのセンシング
(2) 光のスペクトル情報は何に使われているのか?
(3) 実習: 光のスペクトルを見てみよう など

テーマ説明(募集要項より):
皆さんが見ている光は、明るさや色以外にも、実は多様な情報を含んでいます。今回は、普段では見ることができない光のスペクトル情報を実際に取り出し、応用例として本物と偽物を見分ける実験をお見せします。さらに、世の中でスペクトル情報がどのように活かされているのかについてもお話しします。ふるってご参加ください。

講義の様子:
光のスペクトル情報を利用して様々な分野の情報解析に役立てる研究が、専門家から紹介された。絵画を傷つけずに下絵を解析したり、空から撮影した情報をもとに樹木のある場所を調査したりなど、最先端の話題が提供された。特に,監視カメラに映る人とマネキンの違い、葉っぱと迷彩柄の判別を機械が認識する実演があり、生徒は興味津々といった表情であった。

講義の様子1

講義の様子2

生徒アンケートより:
・スペクトル情報を用いたセンシングの技術がもっと向上すれば、さらなる防犯や事故を防ぐことに繋がると分かったため、自分でももっと勉強してみたいと思った。
・SECOMは世界屈指の警備会社という認識だけだったが、超高齢社会や災害などにも対応していて、技術力も予想をはるかに超えるものだったので、とても感心した。
・皮膚のスペクトルはヘモグロビンと水の影響が出ていることが面白かった。実際にCDと細い隙間のついた簡単な装置でスペクトルが見れることを知り驚いた。

受講後のアンケートによると、参加者の全員がが「理解できた」と回答、9割以上の生徒が「講座内容は今後の自分の学習に役立つ」と答えており、科学技術についての興味関心が高まったと思われる。

雑誌記事掲載:
日経サイエンス2017年2月号